雨の日

仕事の話でもしようかと思ったけど、自分の性格の悪さも露呈するのでやめました。いや全然性格悪いのを隠すつもりは無いんですが、書いてて気分悪くなるし。昨日も書いたけど、いるんですよ。オマエ恥ずかしくないのかよ!って人が…。大人の能力(技能)は決して平等ではありません。
以前都内に住んでいた時、それはそれは貧しい生活をしていた時期がありました。ある日下北沢へ友人と行った時のこと。マンガ屋とオモチャ屋を足して2で割ったようなマンションの2階にある店。今もあるんだろうか。外は雨でした。
実は1階にオモチャ屋があってですね、そこにはX-MENとかspawnとかの歪なフィギュアが結構あって、店の入口の脇に段ボールが置いてあった。確か夏の蒸し暑い日。傘が無い僕たちは、段ボールを傘の変わりに駅へ向かって走り出したその時。
バシャー。タイルが敷いてあるマンション前、視界が大きく揺れた直後、私は地面を這っていました。転んだのでした。頬には冷たく濡れたタイルの感触。口を開けて事態が飲み込めない友人の顔。随分長い間止まっていた時計の針は、直後の重苦しい空気に再び止まりました。よろよろと立ち上がる私に、通り過ぎる人の視線。手を差し伸べるにはあまりに惨めな私の姿に、友人の戸惑いを感じました。何と言えばいいのだろう。あれほど言葉に詰まった瞬間を、僕は知りません。つづく












